ゴミを資源に! ~ペットボトル~

 

日々消費されるペットボトルは、資源ごみとして出すにも、すぐに溜まる上にかさばって一苦労ですよね。
そんなときにはご自宅でリサイクルして、活用してみてはいかがでしょうか? いくつかアイデアをご紹介します。

 

※注意点
しっかり洗って乾燥させてから使用しましょう!
中の汚れが気になる方は、ミネラルウォーターのペットボトルを使用してください。

 

 

1 食品の保存容器に

 

フタ付きで、かつ丈夫なお手軽容器なので、食品保存にぴったりです。そのまま冷蔵庫で保管でき、横に倒しても安心なのが良いですね。

 

  • スパゲティなど細長い乾麺の保存に!
    ペットボトルの口部分は、ちょうど1人分の分量(100g)が計量できるようになっています。ペットボトルに保存すれば、計量の手間がはぶけて便利です。
  • お米、調味料、ふりかけ、豆類などの保存に
    乾燥した粒状のものを保存すれば、好きなときに少量から取り出すことができます。調味料などを保存したい場合は、小さいペットボトルを選びましょう。

※茶葉や乾燥わかめなどは、ボトルの口部分が小さいため、からまって出てこない可能性も。また、粉末のものは静電気などが起こり上手く出てきませんのでご注意を。

 

 

 

2 花瓶や小物などの収納に

 

ペットボトルをはさみで半分に切れば、たちまち透明な小物入れの完成です。もともと液体が入っていたこともあり、花瓶にも最適。切り口は鋭利ですので、必ずマスキングテープなどで保護しましょう。

背の高さを利用してペン立てにしたり、サンダルやスリッパなど薄い履物を立てて収納してみたり。またペットボトルの中には色つきのものもあります。素材の色を活かして楽しく製作してみましょう。

 

 

 

3 プランター、じょうろに

 

液体容器であること、取り外しも可能なフタ付きであることを活かし、手軽に園芸用品として利用してみましょう。

ペットボトルを上下半分で切り、フタのついた上部を逆さにして土を入れれば、水はけの良い植木鉢の完成です! 残り半分を受け皿に使用すれば室内にも置けますね。

またペットボトルを横半分に切ると横長のプランターとなり、半分に切ったペットボトルを植物の芽にかぶせると、簡易的な温室の完成です。

さらに、底に近い部分に穴をたくさんあけると、じょうろになります。ホースに取り付けてシャワーにすることも可能です。

 

 

 

4 お子様の工作材料に

 

ペットボトル工作は、たくさんのバリエーションがあります。

丈夫さや、液体保存ができること、浮力があること、透明であることなどを活かして、風車、船、貯金箱など様々なものを作ることができますので、ぜひ夏休みの課題のために利用してみてください。

カラフルなペットボトルのフタを活かしたアートなどもありますよ!

 

 

いかがでしたか?飲み終わった後はただのかさばるゴミとなってしまうペットボトルも、特性を改めて確認してみると、実に丈夫で優れた容器であることが分かります。

アイデア次第で便利なアイテムとなりますので、ぜひ活用してみてください。