ゴミを資源に! ~新聞紙~

 

新聞を契約しているご家庭では、すぐにかさばってしまい捨てるのも一苦労な新聞紙。

でも、資源ごみとしてリサイクルするだけではもったいない! 新聞紙の持つ特性を知って、様々な活用法をぜひ試してみてください。

 

 

1 野菜の保存に

 

新聞紙にくるんで野菜(特に根菜類)を冷蔵庫や冷暗所にしまうと、適度な湿度が保たれて、野菜が長持ちします。せっかく購入しても、すぐにダメにしてしまったのではもったいない。長く新鮮に味わうために保存方法の工夫をしてみましょう。

 

 

2 消臭、水分・油分の吸収、除湿に

 

新聞インクには消臭効果があり、紙部分は水分吸収にも優れているため、新聞紙は生ゴミなどの処理に最適です。

水分を含む生ゴミや、おむつなどを直接新聞紙に包んで捨てたり、ゴミ箱の底に敷いてみたり。油もすばやく吸収するため、廃油を捨てる際にも役立ちます。

また、靴箱に敷いたり、新聞紙を丸めて直接靴の中に入れることで、消臭だけでなく除湿もしてくれます。

そのほか、押入れ・クローゼットの湿気の多い場所や、畳の下に敷くのも効果的です。

 

 

3 掃除に

 

新聞紙を水で濡らしてから細かくちぎり、部屋の中や玄関、ベランダなどにまいて、新聞紙ごと掃き掃除をしてみましょう。ホコリの舞い上がりを防ぎ、汚れも吸着してくれるのでキレイに掃除が出来ます。

また濡れた新聞紙で窓や鏡を磨くとピカピカになります。掃除後はそのまま捨てられるので大変便利です。

 

 

4 ゴミ箱、小物入れなどに

 

近年は新聞紙で作る新聞バッグが流行していますが、手軽に新聞紙を折って、直接ゴミ箱として利用する方も沢山いらっしゃいます。折った状態でストックしておき、さっと広げて使った後で、そのままゴミと一緒に捨てられます。

また、昔ながらのかぶと作りはもちろん、小物入れや、ひも状にして編みかごを作成したりと、クラフト用素材として用いる方も。身近な材料で様々なアートを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

いかがでしたか?日々新聞紙を活用している方は、「新聞のない人はいつもどうしてるの?」と疑問を抱かれるほど暮らしに重宝しているようです。生ゴミの消臭だけでも家庭の主婦は大助かりですね。市報や無料配布の情報誌などでも代用ができますので、新聞契約をしていない方も、ぜひ利用してみてください。