コレクション収納 ~DVD・CD編~

CD

 

CDやDVDは、高温多湿に弱く、またホコリにも弱いデリケートな記録メディアです。部屋の片隅に乱雑に積み上げるような保存方法では、後々再生できなくなることもありますので、なるべくケースやボックスに収納して長期保存しましょう。

DVDなどには規定のサイズがあります。そのサイズに合わせた収納をすることが大容量を納めるコツですが、改めて収納のアイデアをご紹介します。

 

 

1 入れ替える!

 

DVDのトールケースは、奥行きは同じでもCDケースより背が高く厚みもあるため、数が増えるほど僅かな差が何十枚分もの差に発展します。通常のCDでも厚みは1cmあるので、商品としてのケースに未練が無い場合は、いっそ捨ててみてはいかがでしょうか。

  •  ファイルケース―――ポケットにディスクのみを収納し、ファイルとして収納します。中にはCDジャケットなどを一緒に収納できるものもあり、1冊で10~120枚の収納が見込めます。

  •  不織布収納+フタ付きボックス―――不織布にディスクを収納し、ボックスに収納するパターン。ファイルケースより大量のディスクを保管することが出来ます。

 

ファイルケース

 

 

 

2 ボックス、ケースに収納する!

 

CDサイズ、DVDサイズの大きさには規定があるため、100円均一店でも専用のボックスや収納袋が販売されています。収納枚数としては10~30枚ほどのコンパクトな収納になりますが、ベッド下や棚の隙間など、あちこちに設置しやすいため手軽です。

  •  折りたたみ型(布タイプ)―――積み重ねは出来ませんが、手軽でホコリも入りにくく、使わないときはコンパクトに折りたためて便利。ただし量が多すぎると布が破れる可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。

  •  ボックス型―――丈夫なのである程度なら積み重ねも可能。仕分けや持ち運びにも便利で、隙間収納にも適しています。 丈夫なオープンボックスをCDが増えるごとに積み重ねて、棚を徐々に製作していっても素敵ですね。

 

 

 

 

3 飾る!

 

壁面いっぱいにCDを飾る収納方法。大量収納とまではいきませんが、壁紙気分でジャケットを楽しむことが出来ます。また見せる収納であることから、常にタイトルの把握管理が出来ます。

 

  • ウォールポケット

  • CD用ディスプレイラック(壁掛け)

  • ウォールラック

 

絵のように

 

 

 

4 引き出し、ラック、棚に収納する!

 

書籍よりもCD・DVDは軽いため、ラックや引き出しに大量収納しても困ることがありませんし、簡単な自作ラックでも充分機能します。多く所有する方は思い切ってスペースを作り、購入に踏み切りましょう。

  • 引き出し―――少量タイプのプラスチック製のものであれば、歪まないので収納してもスムーズに取り出せます。

  • はしご型ラック―――簡易的なラック。壁に立てかけ、幅の狭いはしごの隙間にCDを差込みます。インテリアとしても面白いですね。

  • オープンラック―――手軽なラック。ほとんどが奥行き17cmほどの薄型で、突っ張り式など種類が豊富です。1万円前後~購入できます。

  • スライド棚、回転棚、引き出し棚―――見た目は重厚ですが大容量収納できます。

 

 

 

 

5 簡単ラックをDIY!

 

百円均一ショップの すのこアレンジのラックから、支柱と棚板を組み合わせたラックまで、あまり強度を気にせずに手作りできるのがCDラックの魅力。CDに合わせたぴったりサイズで作成することで、大容量が収納できます。

また、壁と壁との隙間には、突っ張り棒を横に2本渡すだけでも充分ラック代わりになります。デッドスペースを見直して、ぜひ試してみてください。

 

 


 

いかがでしたか?隙間を見つけて収納するのにぴったりなCD・DVDですが、分散させすぎるのも禁物です。何を持っているか分からない「死蔵」とならないように、できるだけ整理して保管するように心がけてくださいね。