不用品リサイクルいろいろ ~靴、かばん、電化製品など~

 

前回は衣類のリサイクル方法についてお伝えしましたが、その他にも様々な「不用品」の買取や下取りが実施されています。

今からご紹介するものの中に、あなたが捨てようと思っていたものが含まれているかもしれません。さっそく見ていきましょう。

 

前回の記事: 不用品リサイクルいろいろ ~衣類編~

 


 

1 シューズ

シューズ (くつ)

■買取

ブランドものであれば、靴もバッグなどと同じように高価買取をしてくれます。外箱や袋があれば査定額もUPします。また本革靴も状態が良ければ買取OKです。

ノーブランドものやカジュアルシューズでも、買取可能なリサイクル店がありますので、状態が極端に悪くなければ検討してみてもよいかもしれません。

 

■下取り・回収

靴は、ショップに持ち込んで割引券と交換してもらうのが主流です。種類に制限はありますが(サンダル、スリッパ等は不可)、状態はどんなものでも大丈夫。Asbeeやチヨダなど大手チェーンが実施していますので、持ち込んでみてはいかがでしょうか。

マルイでは状態の良い靴を回収することで、リユース商品として途上国・災害地などで販売・寄付しています。また、子供靴に特化した買取店もあります。

 

 

2 バッグ

バッグ (かばん)

■買取

ブランドもので状態の良いものは、ぜひ買取店を利用して下さい。

リサイクルショップではノーブランドの商品でも買い取ってもらえます。ショップ持込、また宅配買取なども選べます。

 

■下取り

バッグ製造メーカーや販売店などで、バッグの下取りを実施しているところもあり、お店で使える割引券を発行してもらえます。下取りしたバッグは、途上国への支援、ピンクリボン運動などに役立てられます。

また、革製品や、ゴルフのキャディバッグ買取など、種類を特定して下取りを行っているところも。期間限定で募集するショップがほとんどですので、確認が必要です。

 

 

 

3 オーディオ機器

オーディオ アンプ

■買取

高額スピーカーやアンプ、ステレオをお持ちなら、ぜひ専用ショップに持ち込んで適正価格で買取してもらいましょう。

ミニコンポ類、デジタルオーディオプレイヤー類は、専門店では値がつかないことが多いので、日用品も買い取るリサイクル店へ。ただしリサイクル店での買取は、販売から2~3年経過のものまでが主流となっています。

 

■オークション、個人販売

少し面倒ですがオークションサイトなどを利用してみましょう。販売終了品のリモコン1つ、または廃盤となったMDの再生機器など、ニッチな需要はあるものです。試してみる価値は充分にあります。

 

 

4 テレビ、冷蔵庫、洗濯機 ※家電リサイクル法対象商品

リサイクル家電

■買取

廃棄するだけで料金がかかるため、買取を望む方も多いかと思いますが、リサイクルショップで買取できるのは、製造から5年以内のものまでが原則です。それ以前のものに関しては、無料引き取りを掲げるショップでも料金がかかることがありますので、リサイクル法に準じて正規の料金を支払いましょう。

買取を依頼する際は、型番や付属品(説明書やリモコン)などのご準備を。

 

■下取り

新製品の買い替えを促進するために下取り値引きを行っている家電店もありますが、実際にはリサイクル料が徴収されますし、最終トータル価格はプラマイゼロ、安くはなっていない、というのが本当のところのようです。

ただし、自身で手配するよりは手続きが簡単ですので、買い替えの機会には値引きに関わらず家電店に依頼しましょう。

 

■オークション、個人販売

売れる場合もある、という認識が妥当です。ただし需要は様々なので、挑戦する価値はあります。

ジモティーなどの掲示板を利用して、欲しい人に無料で引き渡すという方法もあります。

 

※リサイクル料は法律で義務付けられた料金ですので、違法とならないよう正規のショップで引き取ってもらい、適正価格を支払う様にしましょう。

業者に依頼すると運搬料が別途かかるため、ご自身で指定場所まで持ち込むと少し料金が安くなります。

 


 

いかがでしたか? 不用品とひと口に言っても、限られた資源です。有効活用されることに越したことはありません。

ゴミとして捨てる前に、彼らゴミたちの”第2の人生”を検討してみてはいかがでしょうか。