すぐに実践!片付け術 ~物置・コンテナ倉庫編~
自宅には収めきれない荷物を、外部にトランクルームなどを借りて収納している方も多くいらっしゃると思います。トランクルームは天井が高いことが多いですが、皆さんはその空間を有効に活用できているでしょうか。
今回は、家庭用倉庫やコンテナ倉庫の収納のコツと注意点をまとめてみました!
収納の前に
注意点
- 室外物置の場合・・・夏場は高温多湿になります。可燃性のものは置かないように!
すのこなどで湿気対策を施すのもおすすめです。
扉付近からは、雨や砂埃も入ってきます。大事なものは奥へ置きましょう。
倉庫内は土足がほとんど。掃除しやすいように、棚は足つきのものがおすすめです。 - 奥行きがある場合・・・通路の確保をするか、余裕がなければ大きめのモノを置いて、
取り出せばすぐに奥へ手が届くような工夫を。天井まで荷物を詰める場合は、脚立のスペースも踏まえて設置しましょう。 - 重いものは下へ、軽いものは上へ収納するのが鉄則です。重いものの下には、キャスター台をセットすると、出し入れしやすく便利です。
1 吊るす!引っ掛ける!
壁や扉の裏側などに軽めのモノを吊り下げて、使いやすいようにします。
- フック付磁石・・・壁が鉄製の場合は、丈夫なフック付磁石で道具やカゴなどを吊るしてみましょう。
- 突っ張り棒・・・突っ張り棒を両壁に渡せば、何でもS字フック等で引っ掛けることが可能です。長いものでは3メートルほどの突っ張り棒もありますので、壁の強度も考えて設置してみましょう。もちろん、横だけでなく縦方向に突っ張る方法もあります!
- 有孔ボード・・・壁一面に取り付けることで、沢山の道具を自由に吊るすことができます。
▲有孔ボード
2 積む!
衣装ケース、コンテナボックス、もちろんダンボールなど、とにかく積み上げて収納する方法。必ず見出しを付けて、中に何があるかが分かるようにしましょう。また、自分の背丈以上に積み上げるのは危険です。それ以上荷物がある場合は、棚を用意しましょう。
※衣装ケース(引き出しタイプ)・・・重みで引き出せなくなる可能性もあります。引き出す空間も必要になるので、使用は控えた方がいいかも。
※スタックボックス・・・下にあるボックスも、フラップ状のふたを開けて中身が取り出せるボックスです。便利ではありますが、こちらもあまり積み上げることを想定してはいません。重量に注意して、積み上げは3~4個までにしましょう。
3 棚に収める!
丈夫な棚を用意する方法。天井が高い倉庫を活かすことが出来、安全面でも有効なのでおすすめです。
- スチールラック・・・棚板の耐荷重が40kg前後のスチールラックはスタンダード。
ただし、棚と棚との間隔が広いため、荷物によっては活かしきれないことも。 - 自作棚・・・DIYでオリジナルの棚を作成します。好きなサイズ、形にできるため、荷物にぴったり合わすことが出来ますよ。
ラック支柱(レクポスト)、ディアウォールなど、簡単に作製できるアイテムが沢山あります。
いかかでしたか?他にも長いモノを「立てかける」、天井も壁と考えて「差し込む」など、アイデア次第で空間をアレンジすることは可能です。
中身が把握できるよう、詰め込み過ぎないように、整理を心がけながらうまく収納してみてください!
◆ これまでの「すぐに実践!片付け術」シリーズ